【水草水槽】ミスト式立ち上げから注水までまとめ【ミスト式】(2017年1月17日改訂)

ミスト式立ち上げから注水までをまとめてみた


ミスト式立ち上げから注水までの記事を書いてきまして、その中で
わかったことなどをまとめてみました。




ミスト式はタナカカツキさんが提唱された画期的な手法です。

ミスト式時代到来 その1より引用
ミスト式とは空気中の水分で水草を管理する方法です起ち上げから、水槽にヒタヒタと水を入れて管理するのではなくソイルに含ませた水分を水槽内に閉じ込めて、水上葉で水草を育成します
ミスト式時代到来 その2より引用
草が生えそろってから注水するので、いきなり緑の絨毯からスタートです
水草は十分に根を下ろしてますから、ソイルから滲み出る養分を吸い上げることができます(植栽したばかりの水草は根が生えてないので養分を吸い上げることが出来ず、そのため、
ソイルから滲み出る養分が使えず、水槽内は無駄に富栄養の状態になり→コケが出る→毎日
養分を捨てる換水という痛ましい対応




スポンサーリンク




ミスト式立ち上げとは?

ミスト式とは空気中の水分で水草を育成する手法です。

水槽をラップで密閉して乾燥させないようにし、水を張らず
水分をソイルに含ませ、水上葉で水草を育成します。


熱源は照明の熱のみでヒーターは不要です。

照明から発する熱で水槽内は高温多湿となり、水槽内は
水草の水上葉が育成しやすい環境が出来上がります。



憧れの緑の絨毯からスタートができます。

しっかり根付いた状態で緑の絨毯になってから注水するので
いきなり緑の絨毯からスタートできる画期的な手法です。


ミスト式立ち上げはメリットいっぱいです。

通常の注水立上げは、連日の水換え、コケ発生、ソイル崩れ等
様々な障害がありその障害を乗り越えて完成させる訳ですが、
ミスト式立ち上げは、これら立ち上げ初期の障害(デメリット)
が最小限で済みますので、最も手堅い近い手法ともいえます。


ミスト式開始


こんな感じにイメージに合わせて山を作って植栽します。
ミスト式立ち上げ

植栽する水草は基本的に絨毯化させる下草の種類。
ニューラージパールグラスやキューバパールグラス。
グロッソスティグマやヘアーグラスもいけるかと。

過去参考記事
グロッソスティグマをミスト式で育成してみた
https://naf14.blogspot.jp/2017/01/blog-post.html



注意点として、下記↓のような組織培養の水草については、
【水草】PIXYピクシー ニューラージパールグラス無菌 組織培養カップ

培地の寒天がカビの発生元になるのでよく洗い流しましょう!



カビ発生のリスクを最小限にするために、ミスト式立ち上げでは
↓のような組織培養ではない水草をチョイスしたほうが良いです。

(水草)ニューラージパールグラス(水上葉)プリンカップ(無農薬)


自分はこちらのキューバパールグラスを使いました。

ソイルに根付いた株がプリンカップに入っていて、
小分けに切って植栽するだけでOK。
寒天もなく、水上葉なのでミスト式に最適だと思います。



植栽して霧吹きをするのですが、ミスト式は乾燥が大敵!
霧吹きの量には注意が必要です
ミスト式立ち上げ

こんな感じにヒタヒタなくらいのほうが良いです。

ソイルの傾斜(山)を作っている場合、ソイルが全体的に湿った
つもりでも中層まで浸透していない場合があります。

少なくとも1週間は霧吹きしなくても大丈夫なくらいが目安
なので最初の1週間は様子見するようにしましょう。

2~3日で表面が乾燥してくるようだと水分が少ないです。

ちなみに自分は3週間放置でも問題ない感じでした^^


2016年11月10日追記
できれば定期的に(週2回ほど)ラップの封を外して空気の
入れ換えを空気の入れ換えをした方が成長がよいです。

ミスト式で失敗するケースにカビの発生があります。
別水槽でミスト期に一度カビが発生させてしまったのですが、
空気の入れ換えを行うようにするとカビが消滅しました。

空気の入れ換えをするようになって元気でシャキシャキな
状態が維持できたのは確かです^^



照明はこんな感じ。


ウチはアクアスカイ602を使用しました。
光量より波形のほうが重要らしいので、水草用の照明
を使ったほうがよさそうです。

カミハタ水槽用照明ヴォルテス 30W ホワイト

GEXクリアLED SG600 60cm水槽用照明 メタリックブラック 


ちなみに照明時間は1日8時間にしました^^



過去記事
http://naf14.blogspot.jp/2016/02/blog-post_19.html



ミスト式立ち上げから2ヶ月経過



ミスト立ち上げ当初からプリンカップのキューバパールを3カップ
追加し、計6カップ植栽した状態となります。

念のため隔週でラップを外し空気の入替えと霧吹き補給を
しましたが、他は概ね放置です。


最初の1~2週間は目に見えた成長は見られないのですが、
実は土の中でしっかり根を張り始めていますのでご安心あれ。
キューバパール ミスト式

約3週間経過すると水草にスイッチが入り、2ヶ月もすると
こんな感じに一気に新芽が展開し、横に広がってきます。


過去記事
http://naf14.blogspot.jp/2016/02/2.html

http://naf14.blogspot.jp/2016/03/21.html

http://naf14.blogspot.jp/2016/03/22.html



ミスト式立ち上げ3か月 注水へ


緑の絨毯にソイルが見えなくなったら注水です。
水草水槽ミスト式

自分の場合は3か月経過した頃でした。
真冬の寒い季節に実施したので、気温も低く成長速度は
若干遅い気がしましたが、環境(特に気温)によってまちまち
だと思います。

目安は難しいのですが、しっかり横に広がりソイルの地肌が
見えなくなればOK。
逆にソイルの地肌が見えるのなら、見えなくなるまで我慢され
たほうがより無難かと思います。

根がしっかり張っていても、ミスト期のソイルの地盤は
想像以上に緩く、雪崩やバッコンにつながりますので。。



開封!

これくらいの茂り方で何とかギリギリ成功という感じでした。

今考えてみると、あと2週間はミスト期を続けてもよかったかも
知れません (;^_^A

あくまでも目安ってことで。。


そして注水完了


水草水槽ミスト式

キューバパールグラスの気泡MAX!

ミスト期のソイルの地盤は緩いので慎重に注水しましょう。
そこそこ茂っていても、根っこの隙間からソイルがポロポロと
雪崩れてきてビックリすることになるので ∑(`□´/)/ ナニィ!

特に傾斜などは慎重に。



過去記事
http://naf14.blogspot.jp/2016/03/blog-post_14.html


注水後のトラブル


ミスト期のソイル地盤が緩く、しっかり根が張っていても
雪崩からのバッコンが少し発生しました。


バッコンした株を爪楊枝で固定しました。

怪しい箇所をグサグサ爪楊枝攻撃しました。

注水後1週間は緩い地盤の雪崩などトラブルがありますが、
2週目あたりからは地盤が落ち着き、根もしっかりしてきます。

注水後1週間は何かとトラブルが多く大変かも知れませんが
何とか辛抱して魔の1週間を乗り切りましょう! (`・ω・´)b



過去記事
http://naf14.blogspot.jp/2016/03/blog-post_15.html

http://naf14.blogspot.jp/2016/03/blog-post_23.html



ミスト式注水から3週目以降


地盤はしっかりし雪崩やバッコンもなくなりひと安心の時期です。
キューバパールグラス

この傾斜こそミスト式立ち上げの醍醐味!

注水3週目あたりから水草が水中化し、スイッチが入ってきます。
急斜面でも余裕で新芽が枝垂れながら根付いてくれます。

キューバパールグラス

ここまでくれば、水草水槽の日常管理のフェーズに入ります。

しっかり根付いて繁茂した水草は、ソイルから出る養分を
根からしっかり吸収してぐんぐん成長します。

そうなると、水草がしっかりと養分を吸収するので養分は
コケまで行き渡らず、水草優位のコケの発生しにくい環境に
なっているはずです。v(。-_-。)vブイッ♪


キューバパールグラス レイアウト


まとめ


ミスト式立ち上げのメリット

  • しっかり根付いた状態からのスタートなので、通常の
    注水立ち上げよりレイアウトが崩れにくく、傾斜をつけ
    ることができる。
  • 密閉し湿度を保つだけなので管理が簡単。
  • 水上育成なので換水不要、コケない、簡単に水草が増える。
  • しっかり根付いているので、水草をエビに抜かれない。
  • 立ち上げ初期の富栄養化も水草は既に根付いているので
    養分をしっかり吸収し、元気に育つ。
  • 余計な養分がコケにまで回らないのでコケが発生し難い。
  • いきなり緑の絨毯が実現できる。


ミスト式立ち上げの注意点

  • 乾燥しないよう霧吹きで水分を調整する。
  • カビの発生源を混入させない。
    →組織培養の水草は寒天をきれいに洗い流す。
    →流木はカビ易いので避けた方が無難。
  • 注水はソイルが完全に見えなくなってから。



ミスト式立ち上げ ミスト期の運用

  • 照明はタイマーで1日8時間
  • 週1回程度、ラップを開いて空気の入れ換え
  • 隔週(かなり適当)乾燥してきている部分に霧吹き
  • カビが発生していないか確認(気が向いたら)


2016年11月10日追記

ミスト式でカビが発生した際の対処

  • 手で除去できるカビは除去する。
  • 水草に細かく付着したカビは無理にカットしなくてもOK。
  • 週2回程、ラップを外し空気の入れ換えを行う。Point!
自分の場合はこの対処法でカビを消すことができました。


使用した素材・機材

照明:ADAアクアスカイ602

水草育成ならコレ!ADAの定番LED照明です。
光量よりも波長の方が大切のようなので、水草育成用の
照明をチョイスしましょう。

底床1:ADAパワーサンド

長期維持を考えているのでチョイスしました。
富栄養化によるコケのリスクもあるので無くてもOKです。

底床2:GEX水草一番サンド

自分の水草水槽の定番ソイルです。
安くて水草がしっかり育って濁りもない優れたソイルです。


底床3:JUNプラチナソイル(スーパーパウダー)

キューバパールグラスやニューラージ、グロッソなど
絨毯を狙うならパウダータイプのソイルを使います。

■プラチナソイルのパウダータイプの大きさ(参考)


プラチナソイルスーパーパウダーの大きさはアマゾニア
パウダーと同等の大きさです。

プラチナソイルパウダーの大きさはアマゾニアのノーマル
と同等の大きさです。



水草:キューバパールグラス


組織培養じゃなく、水上葉でソイルに根付いた株のように
なっているので、ミスト式立ち上げには最適だと思います。


あとがき


セットしてしまえば、あとは気長に待つだけで楽なのですが、
逆に何もすることがなく、我慢がいるのもミスト式 ^ ^;

憧れの緑の絨毯からスタートでき、迫力の傾斜もつけられる。

メリット満載なミスト式水槽の立ち上げは、美しい水草水槽を
成功させるための最短ルートだと思います。

水草の根が張り、繁茂した緑の絨毯からスタートすれば、
最初からコケより水草優位の環境が出来上がるので、
コケが発生しにくい水槽づくりにつながり、いいことばかり!

是非、挑戦されてみてはいかがでしょうか。



最後までお読み頂いてありがとうございました。
ついでにポチっとお願いします!(○ `人´ ○) タノンマスー!

にほんブログ村 観賞魚ブログ 水草へ
にほんブログ村



0 件のコメント :

コメントを投稿

おすすめ器具

定番の外部式フィルターエーハイム2213

夏の水温対策に!ゼンスイZC-100α

CO2添加フルセット 必要なものが全てセットで安心です^^

プロレイザー 替刃が使えるみたいです